こんにちは、おーしん菜園のおーしんです。
2026年9月12日、自宅の3坪菜園にダイコンの「F1優秀おだいこ」を種まきしました。株間は約20cm。1か所に3粒ずつ点まきして、その後の生長を見ながら育てています。
9月23日には畝にダイコンの芽が並び、10月3日には本葉もしっかり広がってきました。そこで今回は、込み合った株を間引きながら、畝の真ん中に三角クワで溝を掘って追肥。その土を株元へ寄せる形で土寄せも行っています。
ダイコンを種から育てると、「いつ間引けばいいのか」「大きな株を残せばいいのか」「間引いたあとに追肥するのか」など、意外と迷うところが多いんですよ。
私も実際の株を見ていると、同じ日に種をまいても葉の大きさや虫食いの程度はそれぞれ違います。だから、日数だけで機械的に判断するのではなく、本葉の枚数、株の形、病害虫の有無を見ながら残す株を決めるのが分かりやすいかなと思います。
- ダイコンを間引く時期と本葉の目安
- 間引く株と残す株の見分け方
- 間引き後に行う追肥と土寄せ
- 2026年のおーしん菜園で実践した方法

ダイコンは品種によって栽培日数や間引きの進め方に多少違いがあります。まずは手元の種袋に書かれている栽培方法を確認し、そのうえで実際の生育に合わせて作業していきましょう。
ダイコンの間引き時期と残す株の見分け方
ダイコンの間引きで迷いやすいのがタイミングです。種まきから何日後と決めるより、子葉や本葉がどこまで育ったかを見るほうが判断しやすくなります。
一般的な栽培例では、子葉が開いたころ、本葉2~3枚ころ、本葉5~6枚ころと、数回に分けて少しずつ株数を減らしていきます。ただし、最初にまく種の数や品種によって手順は変わります。
間引きはいつ行うのか
ダイコンは1か所に数粒の種をまき、発芽後に状態のよい株を選びながら最終的に1本へ絞っていく育て方が一般的です。
子葉が開いたころ、本葉2~3枚ころ、本葉5~6枚ころを目安に、少しずつ株数を減らしていきます。
| 生育の目安 | 間引きの考え方 | 残す株数の一例 |
|---|---|---|
| 子葉が開いたころ | 形の悪い株や生育の乱れた株を減らす | 3本程度 |
| 本葉2~3枚ころ | 葉の形や生育を見比べる | 2本程度 |
| 本葉5~6枚ころ | 最終的に残す株を決める | 1本 |
ここで大切なのは、この表を絶対の決まりとして使わないことです。例えば最初から3粒しかまいていない場合と、5粒ほどまいた場合では減らし方が変わります。
私の場合は2026年9月12日に1か所3粒ずつまいているので、最初から5粒まいた場合と同じように何度も抜く必要はありません。葉が混み合ってきた段階で株を見比べ、残したい株を決めていく方法が合っています。
間引きは種まきからの日数だけで決めない
気温や水分、日当たりによって生育速度は変わります。何日たったかより、本葉の枚数と株同士の混み具合を見るほうが実際の畑では判断しやすいですよ。
何本残すかは本葉で決める
間引きというと、最初から1本だけ残したくなるかもしれません。しかし、発芽直後に1本へ決めてしまうと、その株があとから虫に食べられたり、生育が止まったりした場合に予備がなくなります。
そのため、まだ小さいうちは2~3本を残し、生育が進んでから最終的な1本を決める方法があります。
特に秋まきのダイコンは、発芽直後から害虫に葉を食べられることがあります。私の畑でも今回、一部の葉に食害が見られました。
まだ本葉が少ない時期なら、多少の違いだけで慌てて1本へ絞るより、数株を見比べられる状態を少し残しておくと選びやすくなります。
ただし、いつまでも何本も密集させておくのもよくありません。葉が重なって日当たりや風通しが悪くなり、根の周辺でも株同士が競合します。
本葉5~6枚ほどになったら、品種の栽培方法を確認しながら1本立ちへ進めるというのが一つの目安です。
残す株と抜く株の見分け方
残す株は、単純に「いちばん大きな株」で決める必要はありません。
ダイコンでは、子葉の形、本葉の形、茎の状態、虫食いや病斑の有無、生育の偏りなどを見ながら選びます。
子葉の段階では、左右の形が比較的そろっている株が一つの目安になります。本葉が出てきたら、葉の形が自然で、株元が極端に細くなく、まっすぐ育っているものを見ます。
逆に、葉が大きく欠けている株、病斑がある株、著しく生育が遅れている株、葉の形が大きく乱れている株などは、間引く候補になります。
ただ、少し虫に食べられているだけなら、それだけで必ず抜く必要があるわけではありません。中心から新しい葉が出ていて、その後も生長しているなら様子を見ることもできます。
大きさだけで決めないのがポイント
飛び抜けて大きな株を残すというより、葉の形や株元、生育のバランスを見比べます。同じ3株をしばらく観察すると違いが見えてきますよ。
根を傷めにくい間引き方
残す株を決めたら、次は抜き方です。ダイコンは根を育てる野菜なので、残す株の根を動かしすぎないようにしたいところ。
まず、残す株を手で確認します。そのうえで、間引く株を株元の近くでつまみ、残す株とは反対方向へゆっくり抜きます。
複数の株がかなり近くから生えている場合、勢いよく引っ張ると隣の株まで一緒に動くことがあります。
私は間引く前に株元をよく見て、「これを残す」と決めてから作業するようにしています。
株同士が近いときは慎重に抜く
葉を持って一気に引き抜くより、株元をつまんでゆっくり作業します。残す株の周囲の土を反対の手で軽く押さえておく方法もあります。
根が絡んでいて隣の株まで大きく動きそうなら、無理に引き抜くことだけにこだわる必要はありません。地際付近で間引く株を切り、残す株への影響を減らす方法もあります。
間引いた直後は株元を見る
間引いたあとに残した株が傾いていたら、そのままにせず株元へ軽く土を寄せます。
ただし、葉の中心まで土をかぶせる必要はありません。株がふらつかない程度に、周囲の土で支えるイメージです。
2026年の3坪菜園で実践
今回のおーしん菜園では、2026年9月12日にダイコンを種まきしました。
品種は「F1優秀おだいこ」。株間を約20cm取り、1か所に3粒ずつ点まきしています。
その後、9月23日にはダイコンが発芽し、同じ畝に定植しているミニハクサイと並んで育ってきました。

種まきした9月12日から見ると、約3週間後の10月3日には葉がかなり広がっていました。そこで、生育の様子を見ながら間引きを実施しています。


写真を見ると、9月23日の発芽時と比べて葉が大きくなり、株ごとの差も見えやすくなっています。
◆おーしんのワンポイントアドバイス
間引くときは、もったいない気持ちが出るんですよね。でも、残したダイコンをしっかり育てるための作業だと考えると決めやすくなります。私は葉の大きさだけではなく、株元と新しく出ている葉も見て決めています。
ダイコンの間引き後に行う追肥と土寄せ
ダイコンの間引きは、株を抜いたら終了ではありません。残った株がこれから根を太らせていくため、栽培方法に応じて追肥や土寄せも行います。
今回のおーしん菜園では、間引きと同じタイミングで畝の真ん中に三角クワで溝を掘り、追肥を行いました。そのあと、溝を埋めるように土を戻しながら株元へ土寄せしています。
間引き後は追肥と土寄せ
ダイコンの追肥時期は、品種や元肥の量、栽培方法によって変わります。
一般的な栽培例では、間引きの時期に合わせて追肥し、そのあとに中耕や土寄せを行う方法があります。
今回、私は畝の中央部分に三角クワで浅く溝を作りました。そこへ追肥し、肥料が株へ直接触れないよう土を戻しています。
肥料は多ければ早く育つわけではありません。元肥が十分に入っている畑へさらに多く入れると、生育のバランスを崩すことがあります。
そのため、追肥量については使っている肥料の商品表示と品種の栽培説明を確認します。

土寄せには、間引いたあとに少しぐらついた株を支える役目もあります。
土を大量にかぶせるのではなく、株元が安定する程度に寄せれば十分です。
今回のおーしん菜園で行った流れ
ダイコンを間引く → 畝の中央を三角クワで浅く掘る → 追肥する → 土を戻す → 株元へ軽く土寄せする、という順番で作業しました。
虫食いがある株の判断
今回のダイコンは全体として順調に育っていますが、葉にはハスモンヨトウによる食害も少し見られました。
少し葉を食べられた程度なら、その後に新しい葉が順調に出ているかを見ます。一方、中心部分まで大きく食害されている株や、生長点が傷んで生育が止まっている株は、間引く候補になります。
私は今回、種まき時にアベイル粒剤を使用しています。ただし、農薬は一度使えばすべての害虫を防げるものではありません。
農薬を使った場合の注意点
農薬は対象作物、対象害虫、使用時期、使用量、使用回数、使用方法を製品ラベルで必ず確認します。また、使用した農薬によっては間引き菜を食用にできない場合があります。
正確な情報はメーカーや農林水産省の最新情報をご確認ください。不明な場合は地域の農業関係機関や専門家へ相談してください。
間引きが遅れたときの対処
忙しくて間引きが遅れてしまうこともあります。私も家庭菜園なので、毎日決まった時間に作業できるわけではありません。
本葉がかなり大きくなり、葉同士が重なっているなら、気づいた時点で残す株を決めて間引きます。
ただし、大きくなった株ほど根も伸びています。小さな苗と同じ感覚で勢いよく抜くと、隣の株まで動きやすくなります。
残す株の株元を軽く押さえ、間引く株を1本ずつ扱います。間引いたあとに株が傾いた場合は、株元へ土を寄せて支えます。
適期を少し逃したからといって、その時点であきらめる必要はありません。現在の本葉と株の状態を見て、その時点からできる管理へ切り替えます。
間引き菜は食べられるのか
ダイコンの間引き菜は、栽培方法によっては食用として利用できます。
ただし、農薬を使用している場合は別です。今回のおーしん菜園では種まき時に農薬を使用しているため、使用した製品の注意事項を確認して判断します。
一般的に「ダイコンの間引き菜は食べられる」と書かれていても、自分の畑で使った農薬の条件が優先されます。
◆おーしんのワンポイントアドバイス
農薬を使ったときは商品名と使用日を記録しておくと便利です。あとから間引き菜や収穫した野菜を食べるときに確認しやすくなりますよ。
間引き後の生育を観察する
間引きと追肥、土寄せが終わったら、次はダイコンがどう育つかを見ていきます。
その後に中心から新しい葉が出ているか、株が傾いていないか、虫食いが急に増えていないかを確認します。
おーしん菜園では、9月12日に種をまき、10月3日に間引きと追肥、土寄せを行いました。これから根がどこまで太っていくのか、葉の虫食いが増えないかを見ながら育てていきます。
ダイコンの間引きに関するよくある質問(FAQ)
Q1. ダイコンの最終間引きは本葉何枚で行いますか?
A. 一般的な栽培例では、本葉5~6枚前後で1本立ちにする方法があります。ただし品種や最初にまいた種の数によって異なるので、種袋の栽培方法も確認してください。
Q2. いちばん大きなダイコンの苗を残せばいいですか?
A. 大きさだけで決める必要はありません。子葉や本葉の形、株元の状態、病害虫の有無、生育のバランスを見て選びます。
Q3. ダイコンを間引いたあとは土寄せしたほうがいいですか?
A. 間引いたことで残した株がぐらつく場合は、株元へ軽く土を寄せます。おーしん菜園では2026年10月3日の間引き時に追肥も行い、畝の中央へ作った溝を埋めながら株元へ土寄せしました。
Q4. 間引く時期が遅れてしまったらどうすればいいですか?
A. 気づいた時点で現在の本葉や混み具合を確認し、残す株を決めます。大きく育った株は根も広がっているので、隣の株まで引っ張らないよう慎重に間引きます。
Q5. ダイコンの間引き菜は食べられますか?
A. 農薬を使用していなければ食用にする例もあります。ただし農薬を使用した場合は、その製品の登録内容や注意事項を必ず確認してください。
ダイコンの間引きまとめ
ダイコンの間引きは、単に余った苗を抜く作業ではありません。残す株を選び、株同士の間隔を確保し、その後の根の生長につなげる大事な管理です。
一般的には子葉が開いたころから間引きを始め、本葉2~3枚、本葉5~6枚前後と生育を見ながら株数を減らし、最終的に1本立ちへ進めます。ただし、品種や最初にまいた種の数によって間引き回数は変わります。
おーしん菜園では2026年9月12日、株間約20cmで1か所3粒ずつ「F1優秀おだいこ」を点まきしました。9月23日に発芽した株を確認し、10月3日に生育を見ながら間引いています。
同じ日に、畝の中央へ三角クワで溝を掘って追肥し、土を戻しながら株元へ土寄せしました。
今回の栽培では葉にハスモンヨトウによる食害も少しありましたが、全体としてはいい感じに育っています。これからは新しい葉の出方と根の肥大、虫食いの変化を見ながら収穫まで育てる予定です。
- 間引き時期は日数だけでなく本葉を確認する
- 大きさだけでなく葉の形や病害虫も見る
- 残す株の根を動かさないよう慎重に間引く
- 間引き後は必要に応じて追肥と土寄せを行う
- 農薬を使った場合は間引き菜の食用可否も確認する
ダイコンの間引きで一番大切なのは、目の前の株をよく見ること。種袋の栽培方法を基本にしながら、自分の畑の生育に合わせて少しずつ株を選んでいけば、初心者でも作業しやすいですよ。
肥料や農薬の使用方法は製品や登録内容によって異なります。正確な情報は各メーカーや公的機関の公式情報をご確認ください。判断に迷う場合は、地域の農業関係機関や専門家へ相談してください。

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